僕と遊佐こずえ~ブタゴリラ処女喪失編~
昼下がりの木陰の下で僕と遊佐こずえは
うたた寝をしていた
こずえねちゃうから…おうちかえるときは
おこしてねー…ふわぁ…
彼女のいつもと変わらない優しい表情を見て
今日も何でもない平和な一日を過ごすことが
できる、そう確信したその時
うぅ…ブタゴリラの
肛門エロすぎるよぉ~(高音)
不穏な声が聞こえた
僕と遊佐こずえは声のした方角に
顔を向ける
なんとそこでは
余りにも凄惨な光景を見て僕は一瞬
固まったが、遊佐こずえは興味津々に
彼らを凝視していた
ブタゴリラの肛門は火刑にされのたうち回る魔女のように恐ろしくも妖艶なるヒクつきを見せている
そこにトンガリのペニスが挿入されると
発情期のアザラシのような低いうなり声と
性交は一瞬にして終わった
肩を寄せあい帰る二人の背中を見て
遊佐こずえは残念そうに言った
とんがりの…おちんちん…とんがって
ないんだねー…ふわぁ…
『名は体を表す』という言葉があるが
例外もあるんだなと学んだ
僕と遊佐こずえであった
(おわり)